計りたくないし、計られたくない

「だって、普通はそうじゃない?」

 

と、今日ある人との会話の中で同意を求められたんだけど、

 

「いや、それはあなたの普通ですよね?」

 

と思った。

 

人は誰でも自分の尺度というものを持っている。

 

その「ものさし」をことあるごとに持ち出してきて、うん、これはいける!とかこれはだめだよ!とか、普通だよね、とか異常だよ!とか言って闘ったり逃げたりする。

 

私の学校生活の大部分がこれだった気がする。

 

もうちょっといわゆる「普通」だったらよかったんだろうけど、いろいろ独特すぎて(笑)

 

自分にとって大切だと思っているものを「普通じゃない」って否定されて傷ついたりとか。

 

テレビ番組でも「うん、これは普通」「これはおかしいでしょ」とかをずーっと計りまくってて大変そうなのが多い(笑)

 

でも人間がいればその数だけものさしはあって、誰かと全く同じものさしは誰も持っていないから、求めても求めても違いばかり目につく。

 

それにだんだん息苦しくなった私は、少しでも長い「ものさし」を持ってきて、大きなものでも対応できるようになりたい、と思ってがんばってみた。

 

でもそれがどんなに長くても結局は計ってるわけで、そして計っているということは、計られているということ。

 

そのうち

 

「もう計りたくないし、計られたくないよなー」

 

と思うようになった。

 

 

今はもう「ものさし」どこに行ったかわからない。

 

普通なんて、どーでもいい。

桃サクラ
桃サクラ

作曲家、フルート奏者。射手座B型。 9歳からピアノ、作曲、10歳からフルートを始め、埼玉県蕨市立北小学校、蕨市立東中学校、川口北高校を経て、東京音楽大学器楽科フルート科卒業。その後15年間オーストラリアパースで演奏活動、フルート非常勤講師をつとめ、2009年帰国。創作・演奏活動の日々。