ホルモン療法二ヶ月目

昨日は病院の日でした。

年末年始の間に移転していて、ホテルみたいに綺麗な病院になっていてすごかった〜。

12月14日から毎朝2錠、ホルモン療法のお薬を飲んでいて、今日はその副作用が出ていないかのチェック。

「めまいしたり、吐き気があったりしないですか?」

「まったくありません」

「他になんか変化や不快な症状は?」

「ないんですそれが!それどころか前より元気なんです、寒いのに!」

とか言ったら、

「そう、それはよかった」

とドクターは言っていた。たしかにそう言うしかないよなー。

「じゃ、今日二ヶ月分出しておきますからそれを飲んで、全部で三ヶ月になったらエコーを撮ります。小っちゃくなってたら続行。小っちゃくなってなかったら他の方法を考えましょう」

「はい」

先生はとってもフェアなドクター。患者さんの意志を尊重してくれるし、脅しのようなことは一切言わない。リスペクト。

二ヶ月分のお薬を出してもらう。

「副作用はありませんか?」

とまた聞かれたので「ありません!」と笑顔で答える。ありがたいことだよねー。

さぁ、エコー検査は3月8日に決まった。それまでとにかくガンを消す。目標はセットされたからあとはやるだけだね。

もちろん、なにも変えずに今まで通り、ただコツコツひたむきに瞬間瞬間を重ねていくだけ。それだけ。

時間をかけていい。ガンは広がったりしない

ネットでこんなサイトを偶然発見。

http://www.chrisbeatcancer.com

このクリスさんは、26歳のときステージ3の結腸ガンになって、すぐに手術を受け、抗がん剤治療を勧められたけど断って、食事療法でガンを治した人。このサイトには彼のように、標準治療以外で完治した人のインタビューがいっぱい掲載されている。

彼のメッセージで一番すごいな!と思ったのが、

「時間をかけていい。ガンは広がったりしないよ」

と言い切っているところ。

ガン患者にとってそれが一番怖いことなんだよね。

私も父に言われたもの。「はやく処置してもらえ」ってね。

でもなんかそれって違和感あるんだよ。

自分で作り出したものなんだから、自分で消せるはずなんだよ、間違いなく。

クリス、ありがとう。なんかパワー出てきた。

なんてひどい病気

今日はとあるピンクリボン関連団体のチャリティーディナーで演奏してきました。

この話、今年の最初にある日突然メールが来て依頼された。

そのとき「ああやっぱり今年中に乳がん検診受けなくちゃな」と直感で思った。

そして本番の日には乳がん患者になってるという・・・はーLife is interesting.ですな。

セッティングも豪華だったし、体裁も良かったけど、中身はなにもない、ぺらぺらなイベントだった。参加しててほんとむなしかった。

来ている人はみんな金持ちそうで、「あ、オレ!400万のブレスレット引き出しの上に置いてきちゃったんだけどさー」とかでかい声で電話しているものすごい派手な上下のスーツの男がいた。

げ、マジかよ

と思った。あんな人ホントにいるんだぜ?限りなく漫画っぽかった。

一番のハイライトは、私たちの出番の直前、ディナーの前にあったスピーチだった。

どこかのpresidentだか、チャリティーのトップだとか、エライ感じの女の人がこう言ったのだ。

「Breast cancer, such a terrible disease」(乳がん、なんてひどい病気なのでしょう)

かっちーん!!

来ちゃったもんね。

私、そのひどい病気をまぎれもなく持ってるんですけど?

それをTerribleとか言わないでちょーだいっ!

そのTerribleな乳がん、まぎれもなく、私のカラダの一部です。私の一部なの。

だからTerribleじゃない。悪者じゃない。

ちゃんとケアしてあげて、保護してあげて、大切にしてあげないといけない。それだけのこと。

こんなにたくさんの人が「乳がんの検診をもっと受けてもらうために」というとっても素敵にみえる目的のために集まっているはずなのに、

なんだかとても寂しい夜でした。中身がない。

あ、でもフルートは一生懸命愛をこめて吹いたよ。もちろんですとも。